キャンピングカーとリチウムイオンバッテリー

キャンピングカー業界バッテリー革命 MEVIUS

リチウムイオンバッテリーの特徴

ここ数年、キャンピングカーにエアコンや電子レンジを搭載するモデルが急激に増えています。

リチウムイオンバッテリーがキャンピングカー業界で注目を集めている大きな理由として、大電流での充放電ができ、充放電時のバッテリー電圧の変化も少ないことが挙げられます。
この特性は、エアコンや電子レンジなどを車内で使用する際、既存の鉛バッテリーよりも遥かに適しています。

また、リチウムイオンバッテリーの重さは、鉛バッテリーの重量の約半分程度と軽量化や省スペース化が図りやすく、ガスを発生させず熱の発生も少ないので、設置場所の自由度が高いのも魅力です。

つまり、リチウムイオンバッテリーとキャンピングカーは、非常に相性がいいといえます。

MEVIUSの能力
MEVIUSの能力グラフ

上のグラフは、開発当時の実験データになります。
従来の鉛サブバッテリー(写真左側)と同じ大きさにもかかわらず、リチウムイオンバッテリー(写真右側)の重量は約半分。バッテリーとしての能力は倍以上。耐久性は約4倍。
開発当時、この数字に開発者自身も驚きを隠せなかったといいます。

ケイワークスは2019年7月の東京キャンピングカーショーで、業界に先駆けリチウムイオンバッテリーを搭載したキャンピングカーを発表しました。
今では軽キャンを除く全てのキャンピングカーに、リチウムイオンバッテリーを標準装備しています。


リチウムイオンバッテリーの寿命

MEVIUS安全性1

鉛サブバッテリーの場合、メモリー効果と呼ばれる現象の為、充放電を繰り返すほど少しずつ劣化し、容量が減少していきます。
また、大電流での充放電に弱いため、大電流を使い続けると一気に劣化してしまいます。

リチウムイオンバッテリーにはこのメモリー効果が存在しないので充放電に強く、ロングライフを実現しているのが特徴です。

さらにリチウムイオンバッテリーは、バッテリー内部の電極の主な素材が、鉛ではなくエネルギー貯蓄率の高いリチウムということも忘れてはいけません。

リチウムイオンバッテリーの寿命については所説ある上に、実用化されて間もないため、実際にどれだけ持つのかは難しいところです。
実験データなどによると、一般的な鉛バッテリーが約2~3年だとして、リチウムイオンバッテリーはその4倍の約8~12年の計算になります。


リチウムイオンバッテリーの安全性

MEVIUS安全性2

リチウムイオンバッテリーの安全性は重要なポイントです。

バッテリーの安全性を語る上で最も重要なのは正極の素材です。
ケイワークスのリチウムイオンバッテリーは、耐熱性に優れるリン酸鉄系を使用しています。

さらに、温度上昇時の安全性を確保するBMS(バッテリーマネージメントシステム)を内蔵しているので、充放電時の温度上昇はおよそ10℃に抑えられ、バッテリーが痛みにくく非常に安全なバッテリーになっています。


リチウムイオンサブバッテリーシステム【MEVIUS】 メヴィウス

モバイルオフィスカ―のバッテリー

ケイワークスの代名詞ともいえるのがリチウムイオンサブバッテリーシステム【MEVIUS】 メヴィウス。

リチウムイオンバッテリーと、走行充電システム、そして310W仕様の太陽光パネルの組み合わせのオフグリッドシステムにより、キャンピングカーやオフィスカーの車内で使うパソコン等の電源だけでなく、エンジンを止めたままエアコンの長時間稼働をも可能にしました。


リチウムイオンサブバッテリーシステム【MEVIUS 】メヴィウスの仕組み

メビウスシステム図解
MEVIUSアイドリングから充電

①走行時はもちろん、アイドリング状態でもサブバッテリーに充電出来ます。

MEVIUSソーラーパネルから充電

②310Wのソーラーパネルから充電出来ます。

MEVIUSコンセントから充電

③自宅やRVパークのコンセント等から充電出来ます。

リチウムイオンバッテリーの充電時間は、充電方法をシステム化することで、大幅に短縮可能となります。
ケイワークス独自のメビウスシステムにより、3つの充電方法が自動的に組み合わさり、効率よく短時間で充電することができます。

最新のメビウスシステム2では、合計130Aの充電が可能になっています。


リチウムイオンサブバッテリーの使用例 

設備使用時間(目安)
家庭用エアコン(6畳用2.2kWタイプ)約3.5時間
ポータブル冷蔵庫(18Lクラス)約20時間
電子レンジ(500W)約2時間
液晶テレビ(19インチ43W)約20時間
IHクッキングヒーター(650W)約1.8時間
デスクトップPC(100W)約10時間

100Ahのリチウムイオンサブバッテリーを一晩使っても、十分サブバッテリーには電気が残っています。

MEVIUS冷蔵庫での使用

夕方から翌朝まで冷蔵庫を使う。

MEVIUSレンジでの使用

夜と朝、食事の温めやコーヒーを作るためIHや電子レンジを使う。

MEVIUS車内電源での使用

就寝まで車内で明かりを使う。携帯電話やノートPCの充電をする。


ポータブルバッテリーとの違い

ケイワークスのキャンピングカーのサブバッテリーシステムは、リチウムイオンバッテリー&インバーター&走行充電システム&外部充電システムで構成されています。

市販のポータブルバッテリーにはリチウムイオンバッテリー&インバーター&充電システムが初めからセットで付いています。
また、最近のポータブルバッテリーは、大容量化&小型化&低価格化が進んでいます。
ならば、キャンピングカーにポータブルバッテリーを使えばいいのではという質問を多くいただきます。
しかし、いまだにキャンピングカーにポータブルバッテリーが積極的に使われないのには理由があります。

①ポータブルバッテリーの充電は、家庭のコンセントからだと充電時間が短いのですが、車のシガーソケットでの充電(12V充電)では恐ろしく時間がかかります。
車中泊中心の旅行の場合、度々充電不足に悩まされます。

②エアコンを一晩動かすためには300Ah程度のリチウムイオンバッテリー容量があると安心なのですが、ポータブルバッテリーでその容量だと大きくて重いため、室内空間が犠牲になります。
また、自宅で充電してからの積み込みが大変です。

③ポータブルバッテリーのみで車内照明や家電を多く使うとなると、配線がぐちゃぐちゃになってしまいます。

ただ、小電力の電化製品を使うのであれば非常に使い勝手が良いですし、RVパークやキャンプ場など100V電源を確保しながらの車中泊だと全く問題がありません。
メリットデメリットを理解して使用するのであれば、とても魅力的な商品だと思います。

もしかしたら近いうち、もっと小型でキャンピングカーに問題なく搭載できるポータブルバッテリーが出てくるかもしれません。
ましてや、全個体電池が普及すれば、ポータブルバッテリーどころか、キャンピングカー業界自体が大きく変わっていくと思われます。


リチウムイオンバッテリーへ交換する時に気を付ける事

鉛バッテリーを充電する時は、電圧を上げなければ満充電できません。(14.5V以上必要)
しかし、リチウムイオンバッテリーは14.2V前後の一定の充電圧で充電しなければなりません。
また、満充電近くになったらフロー充電として13.5V前後での充電が必要になります。

つまり、既存のバッテリーシステムをそのまま流用して、鉛バッテリーをリチウムイオンバッテリーに交換することは非常に危険ですし、絶対に避けるべきです。

また、リチウムイオンバッテリーは大電流で充電可能なので、既存の配線だと最悪発熱発火してしまうかもしれません。

また、意外と知られていませんが、リチウムイオンバッテリーが空になった時は、走行充電で充電は出来ないので、必ず外部充電システムによる充電が必要になります。



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